節税目的の生命保険???

経営者の方であれば一度や二度は生命保険への加入を営業された事があるのではないでしょうか?もしくは経営者の集まりなどで生命保険を使って節税した方が得だよ?と言った会話を聞いたことはないでしょうか?

そして世間一般的に、とくに事業が割と順調で税金もキチンと収めているような場合、周りに勧められるままに加入していませんか?若しくは、先代経営者が加入した保険をよくわからないまま払い続けてはいませんか?

そんななんとなく加入している生命保険がある方は、是非一度じっくりと考えてみてください。

果たして本当にお得なのでしょうか?

本当に上手に節税できたのでしょうか?

その答えは、それぞれの置かれた経営環境による。が正しいと思われます。

まず単純に、そもそも節税になっているのか否か、ですが、検証してみるとよく分かります。

話を単純にするために、支払った保険料は全額損金(保険料として経費にできるもの)処理が可能なものとして考えると、

毎年の保険料が300万円とすると税率が33%として節税額は約100万円。10年掛ければ節税額は1,000万円!

10年後に保険会社から電話が掛かってきます。今年が解約返礼率がピークです!今年解約しないと損です。

これまた話を単純にするために、解約して3,000万円が返戻されたとします。払った時に経費になったものは戻ってきたら当然利益になりますから、利益が3,000万円。税率が33%ですから税金が1,000万円!!!。

つまり10年間節税?してきたものが解約のタイミングで全て支払う事になってしまうんです!しかも実際は解約返戻率は100%ではありませんから、当然目減りしています。

要するに節税にはなっておらず、単なる課税の繰り延べをしていたに過ぎない訳なんです。

あとは、課税の繰り延べに過ぎないことを理解した上で活用するかどうかなんです。

例えば、

将来の退職金のために資金をプールしたい。

景気の浮き沈みに左右されやすいから、利益が出ているうちに将来の資金難に備えてプールしたい。

万が一の時に負債を支払えるだけの準備がしたい(これこそが本来の保険の目的でしょうか・・・)

これらに当てはまるのであれば保険の活用は十分に正解だと思います。

何よりも、自らが十分に理解した上で加入しましょう!

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